仕手株になりやすい銘柄には特徴があります。仕手株の対象となりやすい、仕手集団に狙われやすい株の傾向や条件とはどのようなものなのでしょうか?そんな仕手株銘柄について紹介したいと思います。

日本トイザらス株式会社と大正製薬ホールディングス仕手株

日本トイザらス株式会社はアメリカのトイザラス本部と提携して設立した玩具などの販売を行うフランチャイズチェーン店です。設立は1989年ですが、店舗展開は1991年からで1号店は茨城県に開設されました。また2号店は1992年に奈良県で開設され、当時のアメリカ大統領が開業に訪れるなど当時は話題になりました。現在では山梨県と島根県を除く全国に店舗を展開しており代表的な玩具販売店となっています。なお、社名はアメリカトイザラスに対して日本トイザらスは「ら」がひらがなになっている違いがあります。一方で仕手株としての関係としては現在ではほとんどありません。理由としては2010年に上場を廃止しており、購入できる株が限られていることが大きく影響しています。
一方で大正製薬ホールディングスは、日本を代表する製薬会社で、栄養ドリンクの先駆けであるリポビタンDを販売している会社として有名です。栄養ドリンクのほかにも市販事業では発毛の有効成分であるミノキシジルを含んだ育毛剤リアップや風邪薬などでも知られています。また医療用医薬品は抗菌薬が主力となっています。医薬品メーカーは大正製薬ホールディングスに限らず安定した株として知られており、また株価も高い水準にある場合には仕手株とはなり難い銘柄といえます。しかし、反面で安定して波を描く傾向にあり、上手に運用することで安定的に利益を得ることができます。
大正製薬ホールディングスの株価は、ここ数年はゆるやかに上昇傾向にあり、2012年が5000円台なのに対して2015年には8000円台に上昇しています。また波は1000円程度の値幅で動いており、パターン化している傾向にあります。